レジリエンスセミナー開催レポート
先日、ポジティブ教育セミナー「なぜ子どもにレジリエンスが必要か?」を開催いたしました。
お母さん、お父さん、小学校の先生、スクールカウンセラー、ママ支援の活動をされている方など、多様なバックグラウンドの方にご参加いただきました。
冒頭で代表理事佐山の簡単なご挨拶のあと、理事藤原よりFEJの考える「ポジティブ教育とは」についてのご紹介、その後メインイベントである「なぜ子どもにレジリエンスが必要か」のセッションを行いました。
福井からは、1年に10万人と言われるほどの自殺で死亡する現在と、その中での若年者の自殺率の増加、また教員の精神疾患の増加の話などもあり、メンタルヘルスの重要性を改めて認識しました。
また、今後の社会環境や、2020年の学習指導要領の改訂などを考えても、レジリエンスがより一層求められる時代であるといえそうです。
レジリエンスが高い子どもは、ストレスや感情のコントロールが上手いというだけでなく、粘り強さや挫折に強く、挑戦をいとわないため、学業やスポーツの成績が良い、家族や友人との関係が良好といった傾向があります。
そんなレジリエンスはトレーニングで高めることができるということで、参加者の皆さんと一緒にレジリエンス・トレーニングのワークを行いました。
始めは「少し難しい・・・」という声も聞こえましたが、スタッフがサポートしながら取り組んだり、参加者の方の実例を元にみんなで一緒に考えてみることで、皆さんよくご理解いただけたようでした。
アンケートでも「また参加したい」とほとんどの方からコメントをいただき、スタッフ一同大変喜んでいます。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!
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